【特集!】ナッシュの宅配弁当を安く買う方法

オカムラのシルフィーをレビュー!【OKAMURAワーキングチェアの感想】

当ページには広告リンクが含まれています。
オカムラのデスクワークチェア
  • URLをコピーしました!

リモートワークが浸透したことで、自宅のデスクで作業する時間が格段に増えた人も多いと思います。

以前から在宅ワークが中心だった僕も、さらに自宅での作業時間が増えました。

そこで起きたのが「長時間イスに座ることで太ももとお尻が痛い」という問題。

イスに座っている時間が大幅に増えたことに加え、週に何度かの通勤が運動代わりとなっていたものがなくなり、保っていた筋肉量が低下したことも関係しているかもしれません。

自分は数年前から週の半分以上は自宅のデスクで作業、残りの数日は出先のデスクで作業という生活を送っていたため、常日頃からお尻の痛みを感じていましたが、在宅ワーク時間が増えて悪化。
それからというもの、本気で「お尻が痛くならないチェア」探しが始まりました。

TAK

【購入時の状況】
・最近は1日12時間はワーキングチェアに座っている
・在宅ワーク歴10年
・普段から少々運動不足気味
・太ももの裏とお尻の痛みが気になり集中できないのが悩みだった
・幸いにも痔ではない
・スタンディングデスクも検討したが、住環境の問題で断念
・やや坐骨神経痛

運動不足は日頃から気を付けるとして、お尻の痛みの悩みを解決するためには「お尻が痛くないイスを見つけるしかない」と、いくつかのイスを試しました。

ネットで良さそうな椅子を調査し、販売店に実際に足を運んで座ったりと様々なタイプのイスを体験。
「これは良さそう」と思ったものは思い切って購入。

販売店で実際に座って試した物であっても長時間座って初めて気づくこともあり、希望に見合うイスと出会えない日々を送っていました。

そして最終的に自分の希望を満たしてくれたイスと出会います。

それが「オカムラのオフィスチェア・オフィスシーティング シルフィー」です。

オカムラのデスクワークチェア シルフィー
目次

これまでに使ってきた仕事用イス・ワーキンチェアの遍歴

自分の希望を満たしてくれた「OKAMURAのシルフィー」のレビューを紹介する前に、今まで僕が使ってきたワークチェアの遍歴に触れておいた方が良いと思うので簡単にご紹介しておきます。

その遍歴は以下の通り。

  1. Amazonで買った5,000円程度のオフィスチェア
  2. 某OAメーカーの1万円台のオフィスチェア
  3. バランスボール
  4. AK RACINGのゲーミングチェア
  5. リビングテーブルのイス
  6. リビングのソファ
  7. 座椅子 → ヤケになって地べたに座って作業

お尻と太ももの負担から逃げるように、過去このような流れでイスを変えていきました。

そして満を持して購入したのがオカムラのシルフィーです。

TAK

ここまでがシルフィーに出会うまで使ってきたイスの遍歴です。長い年月でした。

10年間探し続けた結果選んだデスクチェアは「オカムラのシルフィー」

価格はかなり高額で自分には見合わない金額ではあるものの、仕事中の集中力が長続きしないのは生産性に多大な支障があることも踏まえ、投資の意味も込めてオカムラのシルフィーを購入。

これまで使ってきた、どのワーキングチェアよりも座りやすく長時間座っていてもお尻と太ももが痛くなりにくいイスです。

使い始めて半年が経過しましたが、座面のへたりなどの問題もなく結果的に大満足の買い物となりました。

シルフィーの購入価格

メーカーの参考価格は約15万円。
値引きなどもあり、118,250円(税込) で購入できました。

ワーキングチェアに約12万円というお金を払うのは10年前の自分では考えられなかったですが、1日の中で多くの時間をイスに座っていると考えたらベッドと同じくらいお金をかけてもいいとも思えます。

また、このレベルのハイクラスのワーキングチェアなら中古でも売買されているので、7万円程度で取引されているものも見ました。

シルフィーを購入する際、「一体どれを購入したら良いの?」と迷うほど多くの種類があります。
価格もバラバラで、高いものは17万円を超えるバージョンも。
「これって同じシリーズじゃないの?」と疑問を覚えましたが、価格が違う理由は、

  • 各箇所のパーツを付属させるかさせないか
  • 各パーツの材質、種類

によって、異なるというわけです。いわゆるオプションが違う、ということです。

シルフィーは、

  • 背もたれの材質
  • 足回りの種類
  • キャスターの種類
  • ひじ掛けの種類

など、組み合わせがカスタムができるので、必然的に種類が多くなります。

自分が購入したものは、

  • ひじ掛けが可動式のもの
  • 背面ハイバック(ヘッドレストがある)
  • キャスター(ウレタン仕様でフローリングでも傷つきにくい)
  • 座面、背面材はメッシュ

のものです。

メーカーの解説動画を見てみると、安価で買える「ごく普通のオフィスチェア」に見えてしまったので少し不安もありましたが、結果的には大満足。

オカムラ・シルフィーの仕様

このイスを買った最大の目的は、「お尻が痛くならないオフィスチェア」でしたが、シルフィーはその他の機能も充実しています。簡単に各箇所の仕様を解説します。

オカムラ・シルフィーの説明書
シルフィーの各部位の名称はこちら。

シルフィーの足回り

シルフィーには、「5本足タイプ」と「ハイチェアタイプ」があります。
僕が購入したのは5本足タイプです。

5本足タイプの座高可動幅は、420~520mm、ハイチェアタイプは、座高697~797mmの調整が可能。
低くものが良いなら「5本足」、高いデスクで作業する場合は「ハイチェア」を選べばOKです。

オカムラ・シルフィー
足回りのタイプには、「五本足タイプ」と、足回りに円状の足置きがある「ハイタイプ」があります。

シルフィーのひじ掛け(可動式)

オカムラのデスクワークチェア 説明書
ひじ掛け(アジャストアーム)は、高さ・左右への角度調整が可能。
オカムラのデスクワークチェア
ひじ掛けを内側に可動させた状態。写真の角度が内側への最大角度です。
オカムラのデスクワークチェア
ひじ掛けを外側に広げた状態。外側へ開くと、着座するときの間口が広くなる感覚です。
オカムラ・シルフィーのひじ掛け部分
高さの調整も可能。写真の様子は最も短くした状態。
オカムラのデスクワークチェア
最も高くした状態。肘でもたれて本を読むときには使える高さだが、通常はあまり使わない。
オカムラのデスクワークチェア
ひじ掛けの高さは裏側にあるレバーを押せば調節可能。

高さも左右への角度も変えられる「可動式のアジャストアーム」が付属したものを選びましたが、高さ調整のみができる「非可動式のアーム」でも十分かもしれません。

むしろ、ひじ掛けが必要ない人は、付属してないものを選べはその分安くなるので無くてもよいと思います。
また、アームは後からパーツを購入して取り付けることも可能。

TAK

アームは必要ない人ならカスタムしなくても良いですが、アーム上面の「腕に触れる部分の質感」がすごく肌触りがいい。アームパーツだけで1万円以上することもあってか高級感を感じます。

シルフィーの座面

オカムラのデスクワークチェア
座面はメッシュで、やわらかい肌触りが大きなポイントです。安いイスのメッシュはビニール感が強くてクッション性が低いためお尻が痛くなりやすいですが、これは感触が柔らかくクッション性が快適。
オカムラのデスクワークチェア
よくある低価格オフィスチェアにみられる「化学繊維感の強い材質」ではなく、肌触りがソフトな素材。
オカムラのデスクワークチェア
座って右側下部には、座面の高さ調節レバーと、リクライニングの強弱調節ダイヤルがついています。
オカムラのデスクワークチェア 説明書
リクライニングの角度だけでなく、反発の強弱も調整できます。
オカムラ・シルフィーの説明書
座面の高さは10センチの調節が可能。奥行の位置調整は5センチ可動します。

高さ調整

オカムラ・シルフィーの座面裏 右下部分
側面のダイヤルはリクライニングの強さを調節できます。
オカムラ シルフィー 座面下 左側
座って左の座面株には、座面の奥行調整のレバーと、リクライニングの角度を固定・解除するダイヤルがあります。リクライニングの角度は5段階調節可能。
オカムラ・シルフィーの説明書
5本足タイプのリクライニング調整方法・可動角度
オカムラ・シルフィーの説明書
背もたれの角度は最大で23°の調整が可能。真横まで倒すことはできません。
オカムラ・シルフィーの説明書
「ハイチェア」の場合のリクライニングの角度調整方法・可動角度

背もたれ部分

シルフィーの背もたれは、「高さ」「背もたれ面の種類」が異なる複数の種類から選択できます。

高さの種類は、

  • ハイバック(一般的なオフィスチェアよりもやや高い)
  • エクストラハイバック(後頭部あたりまでカバーする高さ)
  • ローバック(一般的なオフィスチェアの高さ)

「背もたれ面」の種類は、

  • メッシュタイプ
  • クッションタイプ

から選べます。

購入したものは、背もたれが高い「エクストラハイバック」と、座面の種類が「メッシュ」を選択。

オカムラ・コンテッサセコンダ 背もたれ部分
メッシュタイプの背もたれは、暑い時期でも熱の篭りがとても少ないので、結果的に省エネにつながっているかも?
オカムラのデスクワークチェア
メッシュタイプは張りがしっかりしているにも関わらず感触がやわらかく、背中が痛くなりにくいことも魅力。
オカムラ シルフィー
ヘッドレスト部分は後頭部の形に合うような曲線のフォルムです。ヘッドレスト自体は素材そのものの硬さを感じます。ゲーミングチェアのような厚みはないので真横に背もたれを倒して寝るような使い方には向きません。
オカムラ・シルフィーの説明書
背面の種類は、エクストラハイバック・ハイバック・ローバックの3種類。各種類のサイズは説明書に記載されています。
オカムラ シルフィー「バックカーブアジャストレバー」
背もたれの両サイドには「バックカーブアジャストレバー」があり、背もたれのカーブを緩やかさ・狭さを調整できます。 小柄な人は狭く、大柄な体系の人は緩やか調節にするとフィットします。
オカムラ シルフィー背もたれの裏側部分(ロゴマーク)
背面後ろにあるロゴマーク。Okamuraというロゴはそんなに目立たないのでシンプルなデザインを求める人も気にならないと思います。
オカムラ・シルフィーの背面
座高90センチくらいの人なら頭がヘッドレストの位置にフィットします。僕は座高100センチ近くあるので(涙)、ヘッドレストの最上部が後頭部の位置に来ます。
オカムラ シルフィー 左側側面
ひじ掛けにぶら下げているの説明書です。本体ではありません。

キャスター部分

キャスターもカスタム可能です。
オプションで別途購入も可能なので初期購入時に失敗しても大丈夫。

キャスターのラインナップは3種類。

  • ウレタンキャスター (フローリングなどの床に傷がつきにくい。音も静か)
  • ナイロンキャスター(カーペットなどの柔らかい床でもスムーズに移動できる)
  • ゴムキャスター(Pタイルなどの硬い床に適している)

購入したのはウレタンキャスターです。

フローリングの床を傷つけたくないのと、賃貸マンション住まいなので下の階に迷惑が掛からないようにとウレタンを選択。

オカムラ シルフィーのウレタンキャスター
キャスターはフローリングに傷がつきにくい「ウレタンキャスター仕様」を選択。ウレタンキャスター以外の種類もあります。

ウレタンキャスターだけでも音はとても静かです。動きも驚くほどスムーズ。

さらに作業デスク周りにマットを敷いてキャスターの音を無力化させています。
振動も皆無で、音もほぼ無音になりました。

ひじ掛けナシなら7万円台から購入可能

シルフィーは、肘かけを別途購入して組み上げられるので、まずはシンプルに「ひじ掛けなし」の状態で注文すれば、およそ76,000円程度で買えます。

ひじ掛けのパーツのみを別途購入できるので、必要に応じて購入すればOK。
固定アームタイプなら1万円程度、アジャストアームなら18,000円程度です。

オカムラ デスクワークチェア シルフィー 説明書
ひじ掛け・キャスターなどのパーツは後から追加したり、変更したりとカスタムできるので、まずはシンプルなバージョンを購入するのもおすすめです。
TAK

ひじ掛けだけでも2万円近くするので、なるべく安く済ませたいならまずはシンプルな「ひじ掛けなし」を購入するのもありだと思います。

OKAMURAのデスクチェア・シルフィーのカスタムオプション

オカムラのシルフィーはカスタムできるのも魅力です。

別途購入できるパーツは下記の5つ。

キャスター

ナイロンキャスター・ウレタンキャスター・ゴムキャスター・スリッパキャスターから選択可能。

ヘッドレスト

価格:16,280円(税込)

ハンガー

価格:13,860円(税込)
背もたれの背面にジャケットなどをかけておけるハンガーを付けられます。家では必要ないかもしれませんが、オフィスには特に重宝しそうです。家ならブランケットをかけておけるかなと思いました。

アーム

・デザインアーム 両肘セット
価格:11,660円(税込)
横への可動はしない普通のアーム。アームをつけなくてもイスとしては使えます。

・アジャストアーム 両肘セット
価格:19,470円(税込)
高さ調整はもちろん、左右の可動を備えたアーム。意外と重宝します。こちらも、アーム不要ならなくてもOK。

その他のパーツ交換

座面のクッションの交換パーツは販売していないが、オカムラの有料修理に申し込めば修理依頼可能。

ガススプリングの交換・背もたれ・座面の交換を依頼できます。

パーツ交換と作業手数料がかかるので安いデスクチェアを買うくらいの価格になると予想されますが、それでも気に入ったイスと長く使い続けられるアフターケアがあるのは大きなメリットです。

【試してわかった】テレワークで長時間の座っていてもお尻が痛くなりにくデスクチェアの選び方
1番重要視するのは「座面」

高いデスクチェアでも、お尻が痛くなるものはある。
ハーマンミラーの「アーロンチェア」は高級デスクチェアの最高峰とも言われていますが、座面が固いと感じる人は多いです。

欧米人にはフィットするようですが、体の密着領域が少ない日本人にはとっては痛く感じるのかもしれません。

欧米メーカーよりも、日本人の体の特徴をわかっている日本メーカーの方がフィットする場合が多いと思います。

僕がOKAMURAのデスクチェアを使ってみて感じた大きなポイントです。
座面の材質は本当に重要です。

ソフトレザーでも張りがないものは、座面土台の「木」や「アルミ」を体に感じてお尻が痛くなる。
一方、張りがあるソフトレザーだと張りが強すぎて「痛い」と感じた。

【結論】クッション性が豊かで、表面の素材がメッシュのものを選んでよかった。

お尻・腰・背中のフィット感

物理なのか工学なのかわかりませんが、体の重さの負担を分散させるイスは相対的にお尻への負荷が軽くなるのかもしれません。

座面の材質だけでなく、フィット感があるデスクチェアは、結果的にお尻への負担を減らせるんだと思います。

OKAMURAのシルフィーは個人の体に合わせて自由度が高いカスタムができることも良かったのかもしれません。

¥122,650 (2024/09/27 15:49:40時点 楽天市場調べ-詳細)
オカムラ オフィスチェア シルフィー
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 座り心地が良い
  • 長時間座ってもお尻・もも裏の負担が軽い
  • キャスターがかなり静か
デメリット
  • 一般的なオフィスチェアより少々高額
この記事が役立ったらシェアをお願いします!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

WEBデザイナー&プログラマー。
食べることとガジェットが好き。
旅も好きだが基本的にインドア派。

目次